
貞任高原水バショウ群生地 2013 5月6日
年に何回も訪れる大好きな「遠野の里」。その中の一つ「貞任高原サダトウコウゲン」です。
コロナ禍で、思うように外出できずにいましたが、そろそろ解禁に向かって世の中も動き出していますね。岩手の桜の開花も例年より早いようです。まず何処に出かけようか今から企画するだけでも心が躍ります。
貞任高原は、遠野市と釜石市にまたがる「貞任山」886メートルで、山頂周辺は風力発電機が立ち並び遠くからも望まれます。
初めて訪れた、5月の風の強い日、なだらかな貞任高原に立ち、遠く山並みのその又向こうの山と山の間から私は見たのです、釜石湾か宮古湾?の三陸の海!
はたまた、5月の風に煙った岩手の神の山々?か。今でも分かりませんが、その眺望を望み感動したことは今でもはっきりと目に焼き付いております。
高原内にはミズバショウ群生地があり、震災の2年後訪れた5月6日は未だ固く小さいつぼみ状態でした。貞任水芭蕉群生地の見ごろは、岩手県内でも遅い方でしょうか。
残念ですが、現在は鹿による食害のため電気柵で保護中。見学不可との事です。
※阿部貞任(あべのさだとう)は平安時代中期の武将。阿部氏の棟梁(頭領)で奥六郡(胆沢郡、江刺郡,和賀郡、紫波郡、稗貫郡、岩手郡、の六郡の総称で現在の奥州市から盛岡にかけての地域にあたる)を支配する蝦夷の長。阿部頼時の第二子として厨川柵(くりやがわのさく、遺跡は盛岡市天昌寺付近にある)の主で阿部厨川次郎貞任ともいわれる。奥州藤原初代藤原清衡とは伯父と甥の関係。
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